BALI 2005


2005年 3月26日(日) 午前4時。
朝陽をあびるウルン・ダヌ・ブラタン寺院を見たいと言うリクエストに、お願いしたガイドが、滞在先のセミニャックにある、bvillaに迎えにきた。
まだ真っ暗な中を、車は寺院へ向かい山道を走る。道中、真っ暗な中を集まる大勢の人影が・・・。市場に集まる人々である。バリの朝は、すでに始まっている。
ブラタン寺院手前の峠にさしかかったところで、車は止まる。丁度そこからは、神々のが座するバリの最高峰アグン山の日の出を拝むことが出来るという。まだ、薄暗い中、正面にうっすらとアグン山のシルエットが朝陽とともに浮かび上がってくる。何とも言えない美しさである。
あたりが薄明るくなった頃、ここから車を走らせると、丁度、ブラタン寺院の朝陽を見ることが出来るという。数分で車はブラタン寺院に到着した。霧が立ちこめる早朝のブラタン湖。穏やかな湖面は、鏡のように朝陽とブラタン寺院を写しだし、そこはなんとも幻想的な世界である。
先ほどの峠でも見かけたヨーロッパからの旅行者であろう老夫婦が、同じコースを辿っていた。ご主人の方は、写真が趣味であるらしく、ハッセルブラッドを三脚に備え付け、ご婦人そっちのけで撮影に夢中である。やはり、この美しさ。フィルムに焼き付けたいという想いは万国共通である。

次に観光では寄ることのない、Batunyaという町にある、市場に案内してもらった。すでに日も昇り、市場の賑わいも一段落という頃あいである。鳥や魚などの食材や、香辛料、果物の他、御供えの花の飾りなどが並んでいる。人々の表情もなんとも穏やかである。
帰 り道、タバナンにある壮大なライステラス、ジャティルウィも立ち寄った。少し周辺を散策していたとき、子供たちの元気な声が聞こえてきた。そっちの方向へ 歩いていくと、小さな小学校があった。ちょっとのぞいてみると、こっちに気が付いた子供たちが大はしゃぎで、走り寄ってきた。すると、先生たちもあらわ れ、大歓迎ムードである。どうぞどうぞとばかり、職員室まで通された。突然の訪問に対し、あまりの歓迎ぶりに、恐縮しっぱなしであった。
バリへは今回が4回目の旅行だった。僅かな時間ではあったが、バリの人々の優しさを感じたような気がした。もっともっと知らないバリの魅力があるように思う。

Gunung Agung, Lake Bratan, Batunya, Tabanan, Ubud, Seminyak. 2005 march