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2018年12月 Archive

2018年 今年も一年ありがとうございました

LEICA M10-P Super-Angulon 21mm

今年も一年ありがとうございました。

2月の「SNAPS ITALIA 2010-2017 / SNAPS CREATORS 2018」写真展では
多くの方にご来場頂き、沢山の方との出会いを頂きました。
また写真集「SNAPS ITALIA 2010-2017」発刊では沢山の方に購入頂き
本当にありがとうございます。
簡単に感謝しきれないくらい皆様にはお世話になりました。
今年頂いた経験を生かし、来年はさらに新しいことに取り組んでいきたいと思います。

まず3月に、金沢にて写真展を開催いたします。
2011年1月に金沢市民芸術村で写真展を開催して以来、
東京、神奈川など首都圏で多数写真展をさせて頂きましたが、
地元石川県でも写真展を開催したいと思っていました。
内容はDGSMデジタルネガを使い、銀塩モノクロプリントで
SNAPS ITALIA 2010-2017」を予定しています。
また詳しく案内出来るようになりましたら告知させて頂きます。

2019年、来る年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。

個人的CAMERA OF THE YEAR 2018

X-Pro2 XF50mm F2

FUJIFILM X-Pro2 / XF50mm F2 WR

もはや超の付く個人的なCAMERA OF THE YEARですが、
2018年はFUJIFILM X-Pro2です。

今年も一年様々なカメラを手にしました。
意気込んで買ったものの、残念ながら早々に手放したカメラもあります。
そんな中、このX-Pro2は一昨年前、発売と同時に購入したカメラです。
途中グラファイトに色が変わるなど謎の変化はありましたが、
今年一年、仕事以外で一番持ち歩いたカメラはX-Pro2です。
様々なカメラを手にした事で、今更ながらその良さを再認識しました。

Xシリーズの原点でもあるX-Pro2は、
その後登場しているX-T3やX-H1、さらにGFXシリーズとは異なるXの魂を感じます。
Xシリーズも今ではエントリーモデルから動画に力を入れたハイエンドモデルまで様々です。
マーケティング的にも必要な部分だと思います。
その中で、やはりX-Pro2はそういうところは抜きにして
純粋にカメラとしてFUJIFILMが作りたかったカメラではないかと思うのです。
材質や塗装、シャッター音については、心地いい音を求め様々な素材でテストしたと聞きます。
ただ良く写るだけの道具ではなく、撮り手と対話できるカメラだと感じます。

X-Pro2 SPEEDMASTER 35mm F0.95 II

FUJIFILM X-Pro2 / ZHONG YI OPITCS SPEEDMASTER 35mm F0.95Ⅱ (ACROS)

 FUJIFILM X-Pro2 / ZHONG YI OPITCS SPEEDMASTER 35mm F0.95Ⅱ

X-Pro2 SPEEDMASTER 35mm F0.95 II

FUJIFILM X-Pro2 / ZHONG YI OPITCS SPEEDMASTER 35mm F0.95Ⅱ 

今年は純正XFレンズ以外に社外レンズもいろいろ使ってみました。
中でもZHONG YI OPITCSのSPEEDMASTER 35mm F0.95Ⅱはすばらしいレンズでした。
まさに開放からシャープで立体感があり、ボケも見事な溶け具合です。
X-Pro2とのバランスも良く、光学ファインダーで撮るも良し
EVFでのピント合わせはかなり気持ちいいものです。
仕事でのメインはほとんどX-H1となっていますが、
その分、日常一番持ち歩いたのはX-Pro2でした。

グラファイトエディションになってから買って満足して、
やや防湿庫に納まっていたX-Pro2ですが、
XF50mm F2を購入を機にいきなり出番が増え
様々な社外レンズとの組合せで遊び心もでてきました。
シャッター音もX-H1やM10-Pのような息を潜めたような音に慣れた体には、やや大きくあたりますが、
小股の切れ上がったような心地良いフィーリングは他にはないものです。
あらためてX-Pro2の良さを感じた一年でした。

と言うわけで(超の付く)個人的CAMERA OF THE YEAR。
2018年は、FUJIFILM X-Pro2となります。
新しい機材にワクワクするのも楽しいですが、長く愛せるカメラがやはり良いですね。

ここ数日の記事からCAMERA OF THE YEARは雰囲気LEICA M10-Pでしたが、
M10-Pの真価は今後のLEICA次第という気がしています(謎)。
M10-P、X-Pro2。いずれにしろ、長く持ち続けたいと思えるカメラが一番ですね。

今年も一年沢山の機材に出会いました。ありがとうございました。

X-Pro2

2nd LEICA First year

LEICA M10-P Super-angulon 21mm F3.4

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

2018年 第二期 ライカ元年。
へんな言葉(?)。

2007年にLEICA M8を手にしてから11年。
M9、M9-P、M-P(typ240)、M Monochrom(CCD)、M10、M10-P。
フィルム機ではM4と、ライカ・レンジファインダーを使い、
様々なMマウント、Lマウントレンズを手に入れて来ました。

2012年頃からFUJIFILM X-Pro1に始まり、FUJIFILM Xを使うようになってから
フィルムライクな色乗りの良さとレンズの良さに、仕事はもちろん自身の作品もFUJIFILMを使いようになり、
徐々にLEICAの出番が減ってきました。

そんな中、今年、Mマウントレンズをかなり手放しました。
言い方悪いですが、良く写るだけのレンズは要らない(悪っ)。
LEICAでは、その時代その時代の趣の感じられるレンズを使いたいと思うようになり、
自分が好む描写のレンズをひとつひとつ物色し、何本か手に入れました。

その一本がNoctilux 50mmであり、
もう一本がSuper-Angulon 21mm F3.4です。

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

レンジファインダーで21mm。
この焦点距離には思い入れがあります。
これまでZeissやVoigtländerなど色々手に入れてきましたが、
LEICAレンズは高嶺の花で、中々縁がありませんでした。

LEICA Super-Angulon 21mmは、フィルム時代にはファンの多かった銘玉ですが、
デジタルでの使用において問題も多く敬遠されがちでした。
そんな理由からか相場価格も一時ほどではありません。
もちろん人気レンズだっただけあって良い状態のものを探すには簡単にはいきませんでした。
現在手に入れた満足行く状態のものは二本目です。

LEICA M10では色被りなどはあるものの、周辺まで気にするほどの像の崩れはなく、
さすがLEICA、自社製のレンズとなればオールドレンズながらしっかりカバーしているなと感じます。

LEICA M10-P Super-angulon 21mm F3.4

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

レンズの特長としては、
歪曲がほとんど無く、周辺に向かって緩やかに光量落ちがあり、
劇的にシャープな印象はなく、十分なコントラストと柔らかい階調がいいですね。
僅かに残る色被りもLightroomの段階フィルターを使い
補正プリセットを登録すればそんなに困るものでもありません。

それより、このレンズの良さはなんと言ってもルックスでしょう。
LEICA Mボディにコンパクトで短い鏡胴。
それに肉厚で重量感のある角型フードは、理屈抜きに美しいです。

カメラの美しさはレンズで決まる。レンズの美しさはフードで決まる。
総じてカメラの美しさはフードで決まる!!
この名文句は、まさにSuper-Angulonのためにある言葉じゃないでしょうか。
(そんな言葉、どこにも無いけど)

LEICA M10-P Super-Angulon 21mm F3.4

欲を言えばLEICA製の角型ファインダーがいいのですが、
いいものが無いのと、あっても中々手が出ません。
それより、Voigtländerの小さな丸形ファインダーは、
見えも良く、レンズとのバランスも良いので気に入っています。

いや格好いい。
これ見てるだけで日本酒が二合はいけます(そんな呑まない)。

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

現在、M、LマウントレンズはLEICAのみとなりました。
さらに現行レンズはSummilux 50mm ASPH.だけです。
常に何本か持っていたVoigtländerは今は無くなりました。
Voigtländerは決してLEICAレンズに手の届かない人が買うレンズではなく、
一周回って、色々知り尽くしてあらためて手に入れるレンズかなと思います。
現に、新しく出たCOLOR-SKOPAR 21mmやULTORON 35mmなど大変魅力的です。
ある意味、新しいライカレンズよりも企画力があり使ってみたくなるのはVoigtländerかも知れません。
(しかしヴィンテージとかクラシックとか付けるのはやめた方がいい。本物感がありません)
正直、このSuper-Angulon 21mmを手に入れるときにはCOLOR-SKOPAR 21mmとも悩みました。
間違いなくCOLOR-SKOPAR 21mmの方が良く写りそうですからね(笑)。
機会があれば手に入れたいレンズです。

LEICA M10-P Noctilux 50mm F1

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

LEICA M10-Pを手にしてから、大きくレンズ構成が変わり、
しばらく燻っていたライカ熱が再沸騰した感があります。

まさに、2018年 第二期 LEICA元年。

来年あたりこれらのレンズを持って、
またイタリアへ行きたいなと思う、2018年、年の瀬です。

ノクティルックスという幻想

LEICA M10-P Noctilux 50mm F1

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

LEICAを使う者なら誰もが手に入れたいと思うのがNocitiluxではないでしょうか。
私自身LEICAを初めて手にしたことから、使いたいレンズの一つではあるものの、
当然ながら、じゃ買って見ようかって気軽に手に入れられるものではありません。
それなりの気持ちと心意気がないと手を出せるものではないのがNoctiluxでしょう。

この秋、LEICA M10からM10-Pに移行しました。
個人的にはシャッターのフィーリングがしっくり来ないとか、いろいろはあったものの
LEICA M9から始まり歴代「P」を手に入れてきて、
それはひとえに、M型ライカに赤バッチは似合わないと思うからでです。
さらにフィルム時代のLEICAと同等の薄さになったM10ボディに、
エングレーブされたLeicaロゴの格好良さは、
M10で最終と思っていた自身にとって、
手に入れないわけに行かないという事になり思いきって移行しました。

当然ながら、M10がM10-Pになっても同じ画という事もあり、中々写欲も上がりません(汗)。
これは最後のLEICA導入記念に、憧れでもあったNociluxを手に入れようという事になったわけです。

さらっと言ってますが、これは大変な事ですよ。
石橋を叩いても「丈夫だね」と渡らずに帰るタイプの私が、
大物Nocitiluxを手に入れようと言うわけですから、それはもう大事です(笑)。

Noctilux 50mmは、初代非球面F1.2。球面F1。現行の非球面F0.95と大きく分けると三種類。
私が選んだのは球面のF1。
実際、球面F1を細かく分けると何世代もあり、E60の前期でバヨネット型のフードのものです。
どうして、数ある中この世代なのか等など、書き出すと年を越しそうなのでやめておきます。
さらに状態もどの程度のもを手に入れる、どこで手に入れるなど、
決して安くないレンズを思いきって買うわけですから、
想像を絶するくらい調べ上げるわけです。
正直これがレンズを手に入れるまでの一番楽しい時間でもあります。

そしてついに、自身の求めていたレンズを手に入れることが出来ました。
ざっと割愛しましたが、山あり谷ありで当レンズで二本目です。
一本目は非常に写りは良かったのでですが、僅かに満足行かないところがあり返品しました。
オールドレンズとまでは言わないものの、それなりの時代の中古レンズ購入は一筋縄ではいきません。
やはり、知らなかった事や謎も多く、いろいろ調べたり、聞いたりとで
大変学ぶことも多かったですね。
この熱意は、自分でも驚くくらい尋常じゃないものです(笑)。

LEICA M10-P Noctilux 50mm F1

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

前置きはさておき、ようやく手に入れたNoctilux。
その写りはまさに唯一無二。
これまで感じた事のない気持ちにさせてくれるのでした。
力強いピント面と何か幻想を見ているかのようなボケ味。
なんとも表現の出来無い魅惑的な写りなのです。

これまで、いわゆる標準50mm、F1クラスの大口径レンズを何本も手に入れてきましたが、
それらはNoctiluxのような写りであったり、それをオマージュする描写ではあるものの、
Noctiluxではないのです。
当然、撮り比べてプリントなどしたときに違いを感じるか?と言われれば答えられ無いかも知れません。
しかし、レンズとは決して結果が全てでは無いものです。
素通しのガラスファインダーを覗き、ブライトフレームに思いを込めてシャッターを落とす。
それがNoctiluxを通して写し出された画には、ほかの何ものにもない画を感じるのです。
それがそのレンズを選ぶすべての理由だと思います。

LEICA M10-P Noctilux 50mm

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

これまで知人や人からNoctiluxを借りてM9やM typ240で撮影したことはありますが、
正直、ピントが合っていたことがほとんどありませんでした。
Noctiluxは、ボディとレンズと両方合わせて調整しないと合わないような事を聞いたことがあります。
しかし今回手にした二本のNoctiluxは、距離計で気持ちいいくらいピントが合いました。
そこにはM10のファインダーの見えの良さがあります。
何度かオールドレンズのメンテナンスをお願いしたことのある中村さんの話では、
Noctiluxもそれなりに状態のいいものであれば、ピントが合わないということは無いとの事でした。
もちろん、フィルム時代の設計ですので、フィルム機基準のピントレベルではありますが、
私自身DGSMデジタルネガを用い、銀塩プリントを前提に写真を撮影しているのでなんの問題も感じません。
M10のファインダーによって、こんな気持ちよくNoctiluxを味わえるなんて大変嬉しいことです。

LEICA M10-P Noctilux 50mm F1

今のデジタル時代に置いて、フィルム時代とは違い、想像も出来ないくらいにレンズ性能は求められています。
5000万画素クラスに耐える解像力や、ボケの柔らかさ、美しさ・・・
高性能で良く写るレンズを突き詰めていけば、個性も出しにくいものでしょう。
逆に言えばよく写るレンズが欲しければ、最新のものを手に入れれば済むわけで、
それはライカレンズでなくてもいいかも知れません。
しかし、LEICAを使いレンジファインダーで撮る写真については、
そんなに良く写らなくとも個性があり、
写っていない部分を想像させるくらいがいいんじゃないかと思うようになってきました。
距離計で気持ちよくピントが合い、あとはそのレンズ味わいを感じられれば十分です。
そして、なんと言っても見た目も大事です。
よき時代のM型ライカのルックスを持つM10-Pには、
現行レンズより、その時代のLEICAレンズが似合いますね。

ん〜、エエヤツだ。

苦労して手に入れたものは一生ものです。

LEICA M10 Noctilux 50mm F1

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

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