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X-E2 解像力

X-E2 XF23mm

X-E2発表会の際、三畳プリントとして展示されたミラノ大聖堂です。
レンズはXF23mm F1.4。
陽が傾きかけた頃ドゥオーモの屋上に登った際撮った写真ですが、
発表会会場でこの大伸ばしプリントを見た時驚きました。
周辺までぶれることのない解像力。
あらためてXFレンズ、そしてX-Transセンサーの威力を知りました。

FUJIFILM X-E2 / XF23mmF1.4 R

X-E2 XF14mm

FUJIFILM X-E2 / XF14mmF2.8 R

ブログサイズではわかりませんが、1600万画素のCMOSセンサーで畳三畳の巨大プリント。ドゥオーモの細かいゴシック建築のディテールや無数の聖人像が隅々までシャープに表現されていました。X-Trans CMOSもIIとなり点像復元処理の技術によるものもあると思います。
最近3000万画素を超える高解像度のローパスレスセンサー搭載のカメラも登場していますが、高画素イコールいい画とは思いません。好みにも寄りますが高画素の画を見るとギスギスした印象ばかり強く、気持ちのよい解像感を感じません。もちろんセンサーサイズが大きければ解像度も上げれますが、フルサイズセンサーでいいところ2000万画素くらいまでだと思います。
自身の経験からも1200万画素の初代EOS 5Dや、1800万画素のLEICA M9でB0サイズでプリントしていますが、まったく画が甘いなどとの印象はありません。
Nikon DfがD800Eの高画素ではなくD4の1600万画素のセンサーを載せてきました。Dfのユーザーターゲットとして本当に写真を愛する人といったものがあったと思います。ニコンのすばらしい銘レンズを活かすために高画素よりも質の高いセンサーをとの思いを感じます。

無駄な高画素はカメラ本来の目的である「写真を撮る道具」という事においてのレスポンスを落としたり現像段階での扱いにくさなど弊害も生みます。もちろん高画素を必要とする媒体もあります。それはそれとして目的に応じたセンサーサイズにそのクオリティが必要だと思います。
そしてなんと言っても写真はレンズです。
XF23mmというすばらしいレンズがあっての三畳プリントだったと思います。同様にXF14mmも目を見張る解像力があります。非常に繊細なX-Transセンサーの画とそれにマッチングしたクオリティの高いレンズ。この組合せがあれば画総数では現れない良質の画を生み出すことが出来るのだと感じました。レンズとセンサー。これを合わせてのFUJI Xの絵があると思います。

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