- 2013年7月 5日 11:25
- FUJIFILM X100S | Camera & Lens | Monologue | Photologue
今回シチリアでも一番多く撮ったの焦点距離は35mm。
LEICA M9にSummilux 35mm。そしてX100S。
そのX100Sで撮ったシチリア・ストリートショットを...。
All shots taken with FUJIFILM X100S
見たままの世界をそのまま切り撮る。
35mmはそんな画角だと思う。
広すぎず狭すぎず...。
見て感じたままの世界を、見たままに写し込む。
35mmは個人的に一番好きな画角なんです。
今回もLEICA M9ではSummilux 35mmのショットが一番多かった。
ま、好きなのと得意なのは別なんですが...(笑)。
実は好きと言っても35mmの画角と言うより、レンジファインダーで撮る35mm。
ブライトフレームを覗き、35mmのファインダー枠の中に自分のイメージをフレーミングする。
そしてシャッターを切る。
この行為がレンジファインダーの楽しさなんですが、
そのフレーミングする楽しさを一番感じるのが35mmです。
逆に言うと、一眼レフのファインダーやEVF、背面液晶など、
100%の視野で撮る35mmはものすごく窮屈に感じる。
しっかりフレーミングして撮るにはいいけど、
自分の思う35mmの緩く動きのある撮影感覚はそこにないですね。
そんな中、35mm単焦点でブライトフレームでAF可能なX100Sは
唯一無二の画期的なカメラだなとあらためて思います。
エンナの街角で見かけた旧チンクエチェント。
強う陽射しに薄汚れた白い500。
完全にいい街の風景と化しています。
Taken with FUJIFILM X100S
今回シチリアでのX100Sを使ったストリートショットは全てOVFで撮った。
もちろんEVFで撮った方がいいシーンもあったと思うけど、動きのあるストリートはOVFがいいですね。
もちろん、AFが効くと言ってもピントが合ってるかはカメラ任せ。
絞りはF4くらいで撮っていけば大体合っているかな。(大外しもあったけど(笑)。)
今回X100Sは、機材を片付けての移動中のスナップや、
食事の際のちょっとしたポートレートなんかによく使った。
レンズ選択やズーミングなど考えずにすっと撮れるX100Sは、
35mm単焦点で全てを撮れるスーパーカメラかもしれない。
この写真はパレルモで泊まったB&B近くの交差点。
何度この道を通ったことでしょう。
最後の日、記念に撮りました(笑)。
Taken with FUJIFILM X100S