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04 LEICA M10 Archive

写真集「SNAPS MOROCCO」

SNAPS MOROCCO

MOROCCO。そこはヨーロッパ大陸のスペインから地中海を隔てて、アフリカ大陸のまさに玄関口。日本海に沈む夕陽はその9時間後、モロッコの海に沈む。陽の沈む国として「西の王国」の名を持ちます。

1997年。初めて訪れたモロッコは、ロンドン、スペインを経由しまさに地球の果てといった印象でした。初めて踏んだアフリカの地。不安ばかりが先立っていたものの、その見たことのない景色、文化、食、風土。そしてフレンドリーでホスピタリティに溢れた人々にふれて、知らず知らずとその虜になって行きました。日本に帰り、そのモロッコでの写真を広げる度にまた訪れたくなる。そんな不思議な魅力に溢れた国、モロッコ。日本からすれば地球の裏側とも思えるアフリカの地。それから幾度も足を運ぶこととななりました。

エッサウィラ、サフィ、マラケシュ、ワルザザード、サハラ砂漠。フェズ、シェフシャウエンと、同じモロッコでも風土も生活も様々で同じ国とは思えないほどの表情を持っています。行き交う人々、空気、光と影...。なんの演出がなくとも、そこには日常というすばらしいドラマがありました。
モロッコのストーリー溢れるシーンの数々。この度写真集にいたします。

今回、写真集制作にあたりクラウドファンディングに挑戦いたします。11月11日よりモーションギャラリーより募集開始ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

MOTIONGALLERY
https://motion-gallery.net/projects/snapsmorocco

WEB SITE リニューアルいたしました

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この度、「高橋俊充デザイン室」は2つのウェブサイトにリニューアルいたしました。

TOSHIMITSU TAKAHASHI Photography
フォトグラファー・高橋俊充 WEB SITE

TAKAHASHI-DESIGN.COM
高橋俊充デザイン室 WEB SITE

写真サイトとデザインサイトとそれぞれ違うスタイルで更新していきます。
また、2005年から開始致しました「TAKAHASHI-DESIGN/BLOG」もリニューアルし、
FOTOLOG」として新しいサイトの方で更新して行きます。
ぜひ新しくブックマーク(今時?)頂いたりRSSリーダー(それこそ今時?)に登録頂ければ幸いです。
更新内容は特に代わり映えしませんが、更新頻度は上がればいいなと思っています。

TOSHIMITSU TAKAHASHI Photography FOTOLOG

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当ブログのデザインになったのは2009年の事でした。
ムーバブルタイプを使用してオリジナルデザインを施し制作していました当ブログですが、
10年という長い年月はスピードの速い現代社会において、中々ついて行けず(私が・・・)
新しいシステムに移行することと致しました。
新しいブログはワードプレスにて行っていきます。
デザインも今より自由度が上がるかなと思っています。

当ブログも、機材レビューなど綴っていたおかげでカテゴリーだけでもえらい機材数です。
おかげで多くの方のご訪問頂きました。
本当にありがとうございます。
当ブログはアーカイブとして残りますので参考になることがありましたらぜひご覧ください。

新しいWEB SITEにて様々な試みもやっていこうと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。

Marunouchi Street

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Leica M10-P Summilux 35mm ASPH.

Leica M10-P Summilux 35mm ASPH.

冬に快晴を見ることがほとんど出来ない北陸住まいとしては、
東京の乾いた青空に憧れる。

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LEICA M10-P / LEICA Summilux 35mm F1.4 ASPH.

Nokton 75mm

nokton 75 Leica M10

LEICA M10-P / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical

レンジファインダーで75mm。
長年使いたい焦点距離でありながら、中々しっくりくるレンズに出会わないもので...。
(と言いながらそんなにいくつも手に入れてはいないけど。)

これまで「HELIAR classic 75mm F1.8」「APO SUMMICRON 75mm F2」を私有したことがある。
HELIAR classic 75mm F1.8は柔らかいボケの中にスッと立ち上がるピントが気持ちよかった。
描写は気に入っていたものの、
LEICAレンズならさらに何かを写し出してくれるんじゃないかと
勝手な妄想とともに手に入れたのがAPO SUMMICRON 75mm F2だった。
(上があるなら見て見たいというのが人間心理ですね。)
そのAPO SUMMICRONは開放からピントはキレがよく、
周辺まで解像度は高く、猛烈に良く写るレンズで非常に気に入っていた。
しかし、使っていくうちにその写り完璧さと裏腹に段々味気ない気もしてきた...。
(人間って適当ですね)
なんだかんだとレンズの重さもあって出番が減り結局手放してしまった。

nokton 75mm

nokton 75mm Leica M10

LEICA M10-P / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical

その後しばらく手元には75mmレンズは無かったが、
フォクトレンダーからNokton 75mm F1.5という魅力的なレンズが発売された。
「Vintage Line」というシリーズにやや抵抗があったが、写りは現代的であろう思って手に入れた。
コンパクトで軽量ボディ。
ルックスも良く、非常に美しいデザインではないかと思う。
そしてその写りはと言うと、思いの外クラシカルな描写に振ってあるなと言う印象...。
レンズ構成はゾナータイプだろうか。
開放ではやや滲みがあり、好みも分かれるレンズだろう。

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LEICA M10-P / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical

レンジファインダーのブライトフレームで、
75mm枠というのは50mmよりも切り取り感が強く、撮っていて楽しい。
しばらくM10には付けっぱなしになりそうな予感がするね。

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nokton 75mm

nokton 75mm

LEICA M10-P / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical

小松安宅漁港はこの日も異常なし。
穏やかな夕暮れだった。

LEICA M10-P Nokton 75mm F1.5 Vintage line

monochrome XIX「FineArt」開催中です

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7月30日より開催いたしました monochrome XIX「FineArt」。

初日しばらくの時間ですが、在廊致しました。
その在廊中、セイケトミオさんがお越しになりました。
永嶋勝美さんに紹介いただきましたが、
セイケさんは、私のことを以前より知って頂いていたようで大変光栄に思いました。
僅かな時間ですがお話しもさせて頂き、
私自身、セイケさんは大変あこがれの存在でしたので本当に貴重な時間でした。

モノクローム展に参加させていただき
さらに多くの写真家の皆さんと接する機会を得られたことは
大変ありがたいことだと実感いたします。

monochrome XIX「FineArt」
8月末まで開催いたします。
ぜひお越し下さい。

主催:モノクローム展実行委員会
会期:2019年7月30日(火)〜8月31日(土)
時間:12:00〜18:00(日・月曜日休館/8月11日〜19日は夏期休館)入場無料
電話:03-3407-5075
協賛:オリンパス(株)、キャノンマーケティングジャパン(株)、(株)ニコンイメージングジャパン、AAAコーポレーション、(株)ピクトリコ
協力:ギャラリーE&M西麻布、KN-PHOTO
後援:DGSM Print Consortium

第19回目となるモノクローム展、今回のテーマは「FineArt」。
個性溢れる47名のモノクローム・ファインアート作品を銀塩白黒バライタ印画紙に仕上げたオリジナルプリントが展示されます。

参加写真家(47名)
浅田隆一郎、稲垣雅彦、エドワード・レビンソン、大坂 寛、織作峰子、加藤法久、加納 満、亀山 仁、木村直人、桑島秀樹、桑原史成、小菅琢哉、BAKU斉藤、酒井久美子、佐藤 理、佐藤 真、佐藤倫子、杉山宣嗣、鈴木英雄、大門美奈、高橋俊充、多木和夫、竹内英介、達川 清、谷 雄治、中川十内、中島秀雄、中道順詩、永嶋勝美、長嶋正光、南雲暁彦、沼田早苗、ハービー・山口、HASEO、英 伸三、原 直久、福原 毅、藤井英男、ブルース・オズボーン、細谷秀樹、舞山秀一、松田敏美、両角章司、山岸 伸、山口一彦、山田愼二、渡邉 肇。

オープニングレセプションの様子です。

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monochrome XIX「FineArt」に出展いたします。

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monochrome展に、前回に引き続き出展させて頂く事となりました。
錚々たる顔ぶれの中、モノクロプリントで参加させていただくと言う事で
大変光栄であると同時に、前回の経験からさらに身が引き締まります。

私の作品は2013年、シチリア・シラクーサでの作品。
DGSMデジタルネガを用いイルフォードバライタに焼いた渾身のプリントです。
初日30日(火)に12時から16時頃まで在廊予定です。
ぜひオリジナルプリントを会場でご覧ください。

主催:モノクローム展実行委員会
会期:2019年7月30日(火)〜8月31日(土)
時間:12:00〜18:00(日・月曜日休館/8月11日〜19日は夏期休館)入場無料
電話:03-3407-5075
協賛:オリンパス(株)、キャノンマーケティングジャパン(株)、(株)ニコンイメージングジャパン、AAAコーポレーション、(株)ピクトリコ
協力:ギャラリーE&M西麻布、KN-PHOTO
後援:DGSM Print Consortium

第19回目となるモノクローム展、今回のテーマは「FineArt」。
個性溢れる47名のモノクローム・ファインアート作品を銀塩白黒バライタ印画紙に仕上げたオリジナルプリントが展示されます。

参加写真家(47名)
浅田隆一郎、稲垣雅彦、エドワード・レビンソン、大坂 寛、織作峰子、加藤法久、加納 満、亀山 仁、木村直人、桑島秀樹、桑原史成、小菅琢哉、BAKU斉藤、酒井久美子、佐藤 理、佐藤 真、佐藤倫子、杉山宣嗣、鈴木英雄、大門美奈、高橋俊充、多木和夫、竹内英介、達川 清、谷 雄治、中川十内、中島秀雄、中道順詩、永嶋勝美、長嶋正光、南雲暁彦、沼田早苗、ハービー・山口、HASEO、英 伸三、原 直久、福原 毅、藤井英男、ブルース・オズボーン、細谷秀樹、舞山秀一、松田敏美、両角章司、山岸 伸、山口一彦、山田愼二、渡邉 肇。

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SNAPS ITALIA|ルーチ・エ・オンブレ|高橋俊充写真展[金沢]ありがとうございました

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本当に沢山の方にご来場頂きありがとうございました。
3月31日の最終日まで途切れることなくお越し頂き、時には会場には入れず、出てくる人を待って入場頂いた事もありました。東京や関西からもお越し頂き、銀塩オリジナルプリントや沢山の写真集を購入頂きました。混雑に紛れじっくりお話し出来なかった方もいらっしゃいました。本当に申し訳ありませんでした。
地元開催と言う事で、いつも親しくして下さってる方や、久しぶりの方まで、あたたかい人たちに囲まれ大変幸せな2週間でした。写真展に応援頂き、協賛頂きました皆さん。すばらしい会場を提供頂きましたserif sさん。力不足な私にFACEBOOKなどSNSで、この写真展を多く広めて下さった皆さん。もう感謝以外にありません。
本当にありがとうございました。

SNAPS ITALIA|ルーチ・エ・オンブレ|高橋俊充写真展[金沢]2週目です

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SNAPS ITALIA|ルーチ・エ・オンブレ|高橋俊充写真展[金沢]
第一週目より多くの方にご来場頂きありがとうございます。
今週は、21日(木・祝)、23日(土)、24日(日)と11:00〜18:00と開館予定です。

最新情報はFACEBOOKページやイベントページにてお知らせいたします。

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詳しくは特設ページ SNAPS ITALIA|ルーチ・エ・オンブレ|高橋俊充写真展[金沢] をご覧ください。
開催の日にちにご注意下さい。
通常オープンは、3月31日(日)までの、土、日、祝日の開催となります。
平日は、ご予約にてご覧いただけます。
ご予約・お問い合わせページよりお気軽にお問い合わせ下さい。

SNAPS ITALIA|ルーチ・エ・オンブレ|高橋俊充写真展[金沢]開催します

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SNAPS ITALIA|ルーチ・エ・オンブレ|高橋俊充写真展[金沢]
2019年3月16日(土)より開催します。

8年前の2011年1月。金沢市民芸術村にて写真展を開催して以来、
東京、神奈川など全国各地で多くの写真展を開催させてい頂きました。
地元・金沢でまた写真展を開催したいと思っていまして
今回、金沢尾張町「srif s」にて開催させて頂く事となりました。

当写真展「ルーチ・エ・オンブレ」は、昨年、表参道、代官山にて開催しました「SNAPS ITALIA」の作品にプラスして、
写真集には載っていない作品など、約27点のオリジナルプリントを展示いたします。
すべてDGSMによるデジタルネガを用いた、ゼラチンシルバー・モノクロームプリントです。
春の陽気のこの時期、遠方の方も金沢旅行と合わせて、ぜひ足をお運び下さい。

最新情報はFACEBOOKページやイベントページにてお知らせいたします。

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詳しくは特設ページ SNAPS ITALIA|ルーチ・エ・オンブレ|高橋俊充写真展[金沢] をご覧ください。
開催の日にちにご注意下さい。
通常オープンは、3月16日(土)から31日(日)までの、土、日、祝日の開催となります。
平日は、ご予約にてご覧いただけます。
ご予約・お問い合わせページよりお気軽にお問い合わせ下さい。

monochrome XVIII「Fashion」に出展いたします

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monochrome XVIII「Fashion」に今回出展させて頂く事となりました。
錚々たる顔ぶれの中、モノクロプリントで参加させていただくと言う事で
大変光栄であると同時に、身が引き締まります。

私の作品は2017年南イタリア、プロチダ島で撮影した一枚です。
カメラはFUJIFILM X100FにWCL-X100II。
DGSMデジタルネガを用いイルフォードバライタに焼きました。

今回のモノクローム展は「Fashion」というテーマ。
すばらしいモノクロプリントの数々が出展されます。
ぜひご覧ください。

monochrome XVIII「Fashion」

主催:モノクローム展実行委員会
会期:2018年2月12日(火)〜3月9日(土)
時間:12:00〜18:00(日・月曜日休館)入場無料
電話:03-3407-5075
協賛:オリンパス(株)、キャノンマーケティングジャパン(株)、(株)ニコンイメージングジャパン、AAAコーポレーション、(株)ピクトリコ、ギャラリーE&M西麻布、KN-PHOTO
後援:DGSM Print Consortium

第18回目となるモノクローム展、今回のテーマは「Fashion」。44名の写真家の個性溢れるファッション作品を銀塩白黒バライタ印画紙に仕上げたオリジナルプリントで展示します。

参加写真家44名(五十音順)
浅田隆一郎、稲垣雅彦、エドワード・レビンソン、大坂 寛、織作峰子、加藤法久、加納 満、亀山 仁、木村直人、桑原史成、小菅琢哉、BAKU斉藤、酒井久美子、佐藤 理、佐藤 真、白鳥真太郎、杉山宣嗣、鈴木英雄、大門美奈、高橋俊充、多木和夫、竹内英介、達川 清、谷 雄治、中川十内、中島秀雄、中道順詩、永嶋勝美、南雲暁彦、沼田早苗、ハービー・山口、HASEO、英 伸三、HARUKI、広川泰士、福原 毅、藤井英男、細谷秀樹、舞山秀一、松田敏美、両角章司、山口一彦、山田愼二、渡邉 肇

夢の中の銀閣寺

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初めて訪れた銀閣寺。
夢の中のよう。

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LEICA M10-P / Noctilux 50mm F1

夜のGSIX

LEICA M10-P SUPER-ANGLON21mm

LEICA M10-P SUPER-ANGLON21mm

LEICA M10-P SUPER-ANGLON21mm

北陸の昼より明るい銀座の夜。

LEICA M10-P / Super-Anglon 21mm F3.4

2018年 今年も一年ありがとうございました

LEICA M10-P Super-Angulon 21mm

今年も一年ありがとうございました。

2月の「SNAPS ITALIA 2010-2017 / SNAPS CREATORS 2018」写真展では
多くの方にご来場頂き、沢山の方との出会いを頂きました。
また写真集「SNAPS ITALIA 2010-2017」発刊では沢山の方に購入頂き
本当にありがとうございます。
簡単に感謝しきれないくらい皆様にはお世話になりました。
今年頂いた経験を生かし、来年はさらに新しいことに取り組んでいきたいと思います。

まず3月に、金沢にて写真展を開催いたします。
2011年1月に金沢市民芸術村で写真展を開催して以来、
東京、神奈川など首都圏で多数写真展をさせて頂きましたが、
地元石川県でも写真展を開催したいと思っていました。
内容はDGSMデジタルネガを使い、銀塩モノクロプリントで
SNAPS ITALIA 2010-2017」を予定しています。
また詳しく案内出来るようになりましたら告知させて頂きます。

2019年、来る年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。

2nd LEICA First year

LEICA M10-P Super-angulon 21mm F3.4

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

2018年 第二期 ライカ元年。
へんな言葉(?)。

2007年にLEICA M8を手にしてから11年。
M9、M9-P、M-P(typ240)、M Monochrom(CCD)、M10、M10-P。
フィルム機ではM4と、ライカ・レンジファインダーを使い、
様々なMマウント、Lマウントレンズを手に入れて来ました。

2012年頃からFUJIFILM X-Pro1に始まり、FUJIFILM Xを使うようになってから
フィルムライクな色乗りの良さとレンズの良さに、仕事はもちろん自身の作品もFUJIFILMを使いようになり、
徐々にLEICAの出番が減ってきました。

そんな中、今年、Mマウントレンズをかなり手放しました。
言い方悪いですが、良く写るだけのレンズは要らない(悪っ)。
LEICAでは、その時代その時代の趣の感じられるレンズを使いたいと思うようになり、
自分が好む描写のレンズをひとつひとつ物色し、何本か手に入れました。

その一本がNoctilux 50mmであり、
もう一本がSuper-Angulon 21mm F3.4です。

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

レンジファインダーで21mm。
この焦点距離には思い入れがあります。
これまでZeissやVoigtländerなど色々手に入れてきましたが、
LEICAレンズは高嶺の花で、中々縁がありませんでした。

LEICA Super-Angulon 21mmは、フィルム時代にはファンの多かった銘玉ですが、
デジタルでの使用において問題も多く敬遠されがちでした。
そんな理由からか相場価格も一時ほどではありません。
もちろん人気レンズだっただけあって良い状態のものを探すには簡単にはいきませんでした。
現在手に入れた満足行く状態のものは二本目です。

LEICA M10では色被りなどはあるものの、周辺まで気にするほどの像の崩れはなく、
さすがLEICA、自社製のレンズとなればオールドレンズながらしっかりカバーしているなと感じます。

LEICA M10-P Super-angulon 21mm F3.4

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

レンズの特長としては、
歪曲がほとんど無く、周辺に向かって緩やかに光量落ちがあり、
劇的にシャープな印象はなく、十分なコントラストと柔らかい階調がいいですね。
僅かに残る色被りもLightroomの段階フィルターを使い
補正プリセットを登録すればそんなに困るものでもありません。

それより、このレンズの良さはなんと言ってもルックスでしょう。
LEICA Mボディにコンパクトで短い鏡胴。
それに肉厚で重量感のある角型フードは、理屈抜きに美しいです。

カメラの美しさはレンズで決まる。レンズの美しさはフードで決まる。
総じてカメラの美しさはフードで決まる!!
この名文句は、まさにSuper-Angulonのためにある言葉じゃないでしょうか。
(そんな言葉、どこにも無いけど)

LEICA M10-P Super-Angulon 21mm F3.4

欲を言えばLEICA製の角型ファインダーがいいのですが、
いいものが無いのと、あっても中々手が出ません。
それより、Voigtländerの小さな丸形ファインダーは、
見えも良く、レンズとのバランスも良いので気に入っています。

いや格好いい。
これ見てるだけで日本酒が二合はいけます(そんな呑まない)。

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

現在、M、LマウントレンズはLEICAのみとなりました。
さらに現行レンズはSummilux 50mm ASPH.だけです。
常に何本か持っていたVoigtländerは今は無くなりました。
Voigtländerは決してLEICAレンズに手の届かない人が買うレンズではなく、
一周回って、色々知り尽くしてあらためて手に入れるレンズかなと思います。
現に、新しく出たCOLOR-SKOPAR 21mmやULTORON 35mmなど大変魅力的です。
ある意味、新しいライカレンズよりも企画力があり使ってみたくなるのはVoigtländerかも知れません。
(しかしヴィンテージとかクラシックとか付けるのはやめた方がいい。本物感がありません)
正直、このSuper-Angulon 21mmを手に入れるときにはCOLOR-SKOPAR 21mmとも悩みました。
間違いなくCOLOR-SKOPAR 21mmの方が良く写りそうですからね(笑)。
機会があれば手に入れたいレンズです。

LEICA M10-P Noctilux 50mm F1

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

LEICA M10-Pを手にしてから、大きくレンズ構成が変わり、
しばらく燻っていたライカ熱が再沸騰した感があります。

まさに、2018年 第二期 LEICA元年。

来年あたりこれらのレンズを持って、
またイタリアへ行きたいなと思う、2018年、年の瀬です。

ノクティルックスという幻想

LEICA M10-P Noctilux 50mm F1

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

LEICAを使う者なら誰もが手に入れたいと思うのがNocitiluxではないでしょうか。
私自身LEICAを初めて手にしたことから、使いたいレンズの一つではあるものの、
当然ながら、じゃ買って見ようかって気軽に手に入れられるものではありません。
それなりの気持ちと心意気がないと手を出せるものではないのがNoctiluxでしょう。

この秋、LEICA M10からM10-Pに移行しました。
個人的にはシャッターのフィーリングがしっくり来ないとか、いろいろはあったものの
LEICA M9から始まり歴代「P」を手に入れてきて、
それはひとえに、M型ライカに赤バッチは似合わないと思うからでです。
さらにフィルム時代のLEICAと同等の薄さになったM10ボディに、
エングレーブされたLeicaロゴの格好良さは、
M10で最終と思っていた自身にとって、
手に入れないわけに行かないという事になり思いきって移行しました。

当然ながら、M10がM10-Pになっても同じ画という事もあり、中々写欲も上がりません(汗)。
これは最後のLEICA導入記念に、憧れでもあったNociluxを手に入れようという事になったわけです。

さらっと言ってますが、これは大変な事ですよ。
石橋を叩いても「丈夫だね」と渡らずに帰るタイプの私が、
大物Nocitiluxを手に入れようと言うわけですから、それはもう大事です(笑)。

Noctilux 50mmは、初代非球面F1.2。球面F1。現行の非球面F0.95と大きく分けると三種類。
私が選んだのは球面のF1。
実際、球面F1を細かく分けると何世代もあり、E60の前期でバヨネット型のフードのものです。
どうして、数ある中この世代なのか等など、書き出すと年を越しそうなのでやめておきます。
さらに状態もどの程度のもを手に入れる、どこで手に入れるなど、
決して安くないレンズを思いきって買うわけですから、
想像を絶するくらい調べ上げるわけです。
正直これがレンズを手に入れるまでの一番楽しい時間でもあります。

そしてついに、自身の求めていたレンズを手に入れることが出来ました。
ざっと割愛しましたが、山あり谷ありで当レンズで二本目です。
一本目は非常に写りは良かったのでですが、僅かに満足行かないところがあり返品しました。
オールドレンズとまでは言わないものの、それなりの時代の中古レンズ購入は一筋縄ではいきません。
やはり、知らなかった事や謎も多く、いろいろ調べたり、聞いたりとで
大変学ぶことも多かったですね。
この熱意は、自分でも驚くくらい尋常じゃないものです(笑)。

LEICA M10-P Noctilux 50mm F1

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

前置きはさておき、ようやく手に入れたNoctilux。
その写りはまさに唯一無二。
これまで感じた事のない気持ちにさせてくれるのでした。
力強いピント面と何か幻想を見ているかのようなボケ味。
なんとも表現の出来無い魅惑的な写りなのです。

これまで、いわゆる標準50mm、F1クラスの大口径レンズを何本も手に入れてきましたが、
それらはNoctiluxのような写りであったり、それをオマージュする描写ではあるものの、
Noctiluxではないのです。
当然、撮り比べてプリントなどしたときに違いを感じるか?と言われれば答えられ無いかも知れません。
しかし、レンズとは決して結果が全てでは無いものです。
素通しのガラスファインダーを覗き、ブライトフレームに思いを込めてシャッターを落とす。
それがNoctiluxを通して写し出された画には、ほかの何ものにもない画を感じるのです。
それがそのレンズを選ぶすべての理由だと思います。

LEICA M10-P Noctilux 50mm

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

これまで知人や人からNoctiluxを借りてM9やM typ240で撮影したことはありますが、
正直、ピントが合っていたことがほとんどありませんでした。
Noctiluxは、ボディとレンズと両方合わせて調整しないと合わないような事を聞いたことがあります。
しかし今回手にした二本のNoctiluxは、距離計で気持ちいいくらいピントが合いました。
そこにはM10のファインダーの見えの良さがあります。
何度かオールドレンズのメンテナンスをお願いしたことのある中村さんの話では、
Noctiluxもそれなりに状態のいいものであれば、ピントが合わないということは無いとの事でした。
もちろん、フィルム時代の設計ですので、フィルム機基準のピントレベルではありますが、
私自身DGSMデジタルネガを用い、銀塩プリントを前提に写真を撮影しているのでなんの問題も感じません。
M10のファインダーによって、こんな気持ちよくNoctiluxを味わえるなんて大変嬉しいことです。

LEICA M10-P Noctilux 50mm F1

今のデジタル時代に置いて、フィルム時代とは違い、想像も出来ないくらいにレンズ性能は求められています。
5000万画素クラスに耐える解像力や、ボケの柔らかさ、美しさ・・・
高性能で良く写るレンズを突き詰めていけば、個性も出しにくいものでしょう。
逆に言えばよく写るレンズが欲しければ、最新のものを手に入れれば済むわけで、
それはライカレンズでなくてもいいかも知れません。
しかし、LEICAを使いレンジファインダーで撮る写真については、
そんなに良く写らなくとも個性があり、
写っていない部分を想像させるくらいがいいんじゃないかと思うようになってきました。
距離計で気持ちよくピントが合い、あとはそのレンズ味わいを感じられれば十分です。
そして、なんと言っても見た目も大事です。
よき時代のM型ライカのルックスを持つM10-Pには、
現行レンズより、その時代のLEICAレンズが似合いますね。

ん〜、エエヤツだ。

苦労して手に入れたものは一生ものです。

LEICA M10 Noctilux 50mm F1

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

SNAPS ITALIA 2010-2017 PHOTOBOOK site

snaps italia photobook

SNAPS ITALIA 2010-2017 PHOTOBOOK スペシャルページ作成しました。
と言っても大したあれではないですが、写真集のページも必要だろうと作りました。
トップのスライドショーにロゴを載せたらこれが意外と新鮮でした。
折角なのでぜひご覧ください。

SNAPS ITALIA 2010-2017 PHOTOBOOK

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当然ですが、サイト覗かずとも写真集も買えます。
左がAmazon、右がBASEサイトです。

snaps italia amazon SNAPS ITALIA 写真集

熱海の日

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LEICA M10 / LEICA Elmar 5cm F3.5

初めて訪れた熱海。
LEICA M10にElmar 5cm。FUJIFILM X70。
二台のカメラは、なにか申し合わせたかのようにやわらかい光を写し出してくれましたね。
完全にタイムスリップしたようです。

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FUJIFILM X70

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LEICA M10 / LEICA Elmar 5cm F3.5

宿について一息ついてから駅前を散策してみる。
ここも何か懐かしい香りが残ります。

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LEICA M10 / LEICA Elmar 5cm F3.5

なぜかElmarは全部縦位置....。
そんな街並みです。

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LEICA M10 / LEICA Elmar 5cm F3.5

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FUJIFILM X70

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LEICA M10 / LEICA Elmar 5cm F3.5

そして熱海の朝焼け。
日本海側で生まれ育ったものにすると、海から陽が登るって新鮮なものです。
ありがたいご来光。

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FUJIFILM X70

週末旅行という言葉が似合う、熱海。
機会があればまた訪れてもいいかな...。

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これとは別に「SNAPS ITALIA 210-2107」絶賛発売中!

snaps italia amazon

もちろんBASEからも購入出来ます。
BASEは一応公式ECなのでサイン入りだったりしますよ。

写真集 SNAPS ITALIA 2010-2017 on Amazon

SNAPS ITALIA 写真集 表紙

写真集「SNAPS ITALIA 2010-2017」がAmazonからも購入できるようになりました。
Amazonユーザーの方は、何かのお買い物ついでに、サクッとお求めいただけます。
ぜひどうぞ!

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A4 横型変形(W220×H300mm)80P
カラー48P+特色3色によるモノクロ32P
コデックス装+カバーによる特別装幀本です。
本文は4色カラー+ニスと、3色モノクロ+ニス。
表紙カバーは7色+ニス+ホワイトスタンピング。

造本設計からアートディレクションにデザインと、
私自身で制作したこだわりの作品集です。
カラー、モノクロームともにオリジナルプリントを再現するべく何度も色校正で調整し、
刷り出しでは山田写真製版所・プリンティングディレクター熊倉桂三さん、黒田典孝さんとともに立ち会い、
色、質感ともに味わい深く、さらに非常に美しい写真印刷となっています。

私の写真作品集としてはもちろんですが、
高品位オフセット印刷のPHOTOBOOKとしても大変見応えがあります。
ぜひお買い求めください。

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もちろんBASEからも購入出来ます。
こちらは一応公式ECなのでサイン入りだったりしますよ。

LEICA M10 × 7artisans よく写さないレンズの良さ。

7artisans 50mm F1.1 LEICA M10

7artisans。
七人の匠が創っているのか?

LEICA M10 / 7artisans 50mm F1.1

7artisans 50mm F1.1 LEICA M10

7artisans 50mm F1.1 LEICA M10

7artisans 50mm F1.1 LEICA M10

7artisans 50mm F1.1 LEICA M10

ヒトはよく写るレンズを求め、
次ぎに求めるのは、
よく写る事にプラスして表現力のあるレンズだろうか。
さてこのレンズは何になるのか...。

よくは写らない。
表現力があるかと言えば、ある気はする...。
個性的だとは言える。

開放はF1.1。
最近の優良レンズレビューで聞き飽きたフレーズ「開放からピント面はシャープで...」
ってことは全く無く、ホワホワである。
なんならどこにもピントが合ってる気がしない。

レンズ構成はゾナー。
ボケ味がきれいかというとそうでもなかったり。
中々の歪みもある...。

ここまで何一つ褒めていない。
正直褒める言葉が見つからないのだが、
楽しめるレンズと言えば、久しぶりに楽しいと感じるレンズである。
撮るものすべてを夢の中に誘ってくれる。
強い周辺光量落ちに、流れるようなボケ。
ヒトは肉眼で見たままをカメラに納めたいとは思っていない。
写真に写す事で何か違う世界を表現したいと思っている。
これこそレンズを通して写し出された、写真本来の喜びかも知れない。

7artisans 50mm F1.1 LEICA M10

7artisans 50mm F1.1 LEICA M10

7artisans 50mm F1.1 LEICA M10

7artisans 50mm F1.1 LEICA M10

7artisans 50mm F1.1 LEICA M10

このレンズを使うと忘れかけていた写真本来の楽しさを思い起こさせてくれる。
七人の匠はその事を考え、創りあげたのだろうか...。
そうでなくてもこのブランドネームがそれを想像させる。

7artisans 50mm F1.1 LEICA M10

楽しくてしばらくカメラにはこのレンズを着けっぱなしであった。
そしてここに来て感じるのは、よいレンズのありがたさである。
逆に(笑)。
あらためてSummilux 50mm ASPH.なんて腰抜けるようないいレンズだ。

この繰り返しがレンズ遊びの楽しみなんだろう。

7artisans 50mm F1.1 LEICA M10

LEICA M10 / 7artisans 50mm F1.1

SNAPS ITALIA 2010-2017 at 代官山T-SITE ありがとうございました。

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表参道に引き続き、代官山T-SITEにて展示頂いた写真展「SNAPS ITALIA」ですが、
今回も多くの方にご覧頂きありがとうございました。
代官山T-SITE 北村写真機店はLEICAやFUJIFILMをはじめ、様々な写真関連アイテムが揃う
写真好き、カメラ好きの聖地のようなところですね。
そこに展示頂け、感度のいい写真好きの方に多く見ていただけたという事は、
大変ありがたい事でした。

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トークイベントも満席で、楽しかったという言葉を多く頂き嬉しい限りです。
撮影ロケの話に、デジタルネガでの銀塩プリントの話、写真集の制作にまつわる深い話など、
中々直接話す機会がないと伝わらないところも多いですが、
今回は本当にいい機会を頂きました。

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この代官山で「SNAPS ITALIA」の展示も一区切りですが、地元北陸でも展示の機会を探っています。
実現しましたらまたご案内しますのでぜひお越し下さい。

写真集は引き続き販売しています。
すでにリピート買いの方も続出中です(笑)。
まだの方はもちろん、展示用、保管用、プレゼント用とぜひどうぞ!

SNAPS ITALIA 写真集

SNAPS ITALIA 2010-2017 at 代官山T-SITE

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高橋俊充写真展「SNAPS ITALIA 2010-2017」を代官山T-SITE 北村写真機店で開催致します。
この展示は、写真集「SNAPS ITALIA」の中からセレクトしたオリジナルモノクロ銀塩プリント約8点と、
カラー写真をサイネージで展開する特別写真展です。

2月の表参道の展示を残念ながら見逃した方や、
いやもう一回オリジナルプリントを見たい!という奇特な方はぜひご覧ください。

高橋俊充写真展「SNAPS ITALIA 2010-2017」
2018年04月17日(火) - 2018年04月30日(月)
代官山T-SITE 北村写真機店

さらに調子に乗ってトークイベントも開催します。
口べたな私ですが、作品にまつわる話やデジタルネガによる銀塩プリントの話。
カメラ機材の話に、写真の楽しみ方などなど、いろいろお話し出来たらいいなと思います。
折角なのでこちらもぜひお越し下さい。
トークイベントは参加無料ですが予約が必要です。定員もありますのでお早めにご予約ください。

<SNAPS ITALIAトークイベント>
・開催日時:4月28日(土) 19:00~20:30
・定員:30名
・参加費無料
 参加にはご予約が必要になります。お電話かメールにてご応募をお願いします。
  TEL:03-5728-3958
  ※お名前、参加人数、お電話番号をお知らせください。

詳しくはこちらから。
高橋俊充写真展「SNAPS ITALIA 2010-2017」

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みなさん、ぜひお越し下さいね。

SNAPS 2018 沢山のご来場ありがとうございました!

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「SNAPS 2018」お陰様で多くの人にご来場頂きありがとうございました。本当に多くの人に助けられて無事会期を終える事が出来ました。主催のPOOL、CENDOの皆さんはもちろん、協賛頂きました富士フイルム、山田写真製版所、seccaの皆さん。CREATORSにて出演頂きました皆さん。また展示に協力頂いた皆さんと数えきれません。本当にありがとうございました。
会期中は、平日朝から、北は宮城、南は大分からと本当に遠方からも多数足をお運び頂き、最終日土曜日には狭い会場にすれ違えないくらいの来場を頂きました。「いつもブログ見ています」「インスタフォローしています」など、昔では考えられないつながりがある事を知りました。
写真好きの来場者の皆さんの肩からはFUJIFILM、LEICAを下げている人が多く、特に今回はFUJI Xユーザーが8割以上でだった気がします。高橋さんに影響されてX使ってますって言葉に、結構影響力ある事も知りました。さらに写真集はもちろん、写真プリントも沢山買って頂きました。特に時間を掛けて焼いたモノクロ銀塩プリントには大変好評で嬉しい限りです。
そして今回、「SNAPS CREATORS」という企画をPOOLに頂き、新しい世界を広げる事が出来ました。これまでの私の写真ファンの人のみならず、今回私の事を第一線で活躍中のクリエイターの方々にも知っていただけるきっかけとなりました。本当に有り難いです。
何から何まで私一人では出来ない事ばかりです。多くの皆さまにお力頂き無事写真展を終える事が出来ました。本当にありがとうございました。

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shot with FUJIFILM X-Pro2

オープニングレセプション写真提供:菊池美範さん 森谷博さん

続きを読む…

写真集「SNAPS ITALIA 2010-2017」

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

写真集「SNAPS ITALIA 2010-2017」完成いたしました。
2018年2月20日より発売いたします。

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

私自身こだわりに制作しました写真集ですが、
いや〜、いい本になりました。
刷り出しに立ち会いましたが、本になってみるとまた違いますね。
山田写真製版所の仕事にはいつも驚かされます。

A4 横型変形(W220×H300mm)80P
カラー48P+特色3色によるモノクロ32P
コデックス装+カバーによる特別装幀本です。
本文は4色カラー+ニスと、3色モノクロ+ニス。
表紙カバーは7色+ニス+ホワイトスタンピングと凝っています。

正直ここまで質の高い印刷の写真集は、中々見かける事は出来ません。
私の写真作品集としてはもちろんですが、
高品位オフセット印刷のPHOTOBOOKとしても大変見応えのあるものになっています。
以下の販売ページより予約いただけます。
ぜひお求めください。

SNAPS ITALIA 写真集

SNAPS ITALIA 2010-2017 web

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SNAPS ITALIA 2010-2017

SNAPS ITALIA 2010-2017のWEBサイトが公開されました。
わずか5日間の写真展ですが、ぜひ皆さんお誘い合わせの上、お越し下さい!

SNAPS ITALIA 写真集 刷り出し

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写真集「SNAPS ITALIA 2010-2017」の刷り出しに
極寒の中、富山・山田写真製版所に行ってきました。

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私自身、本と言うものを愛し、写真集と言うものに大変な熱意を持っています。
この写真集では紙の風合い、表現にこだわり抜いて製作しています。
写真は、カラーとモノクロで印刷手法を変え、
特にモノクロはその艶、深み、階調を再現するためモノトーンインクの3色で刷っています。

ここに至るまで、私の無限に続く要望に一緒に悩み、応えてくれた金沢支店の石坂隆行さん。
そして微妙なトーンまで再現するため何度も調整、色校正を出してくれたプリンティングディレクターの黒田典孝さん。
そして最終段階では、
さらに私のこだわりを越えるプリンティングディレクターの熊倉桂三さんの提案で、
表紙カバーは7色刷りになるという、超驚きの仕様です。

クリエーターの要望に応えてくれると言うだけではなく、
さらに上回って写真表現にこだわりを見せてくる山田写真製版所。
ものすごい印刷会社です。
いやー、いまから仕上がりが楽しみです。

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写真集は2月20日発売予定です。
主に写真展会場や私自身のサイトより購入いただけるように計画しています。
印刷だけでも素晴らしい本になります。
ぜひ一家に一冊「SNAPS ITALIA 2010-2017」。
よろしくお願いいたします!

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歴史的な大寒波のこの日は忘れられない日となりました。
プリンティングディレクターのレジェンド熊倉桂三さんと富山・山王さん、日枝神社にて。

SNAPS 2018

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SNAPS 2018[高橋俊充写真展]
SNAPS ITALIA 2010-2017 / SNAPS CREATORS
開催いたします。

http://www.takahashi-design.com/snaps2018/

期間:2018年2月20日(火)~2月24日(土)時間:10:00~19:00
場所:ピクトリコ ショップ&ギャラリー表参道
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 4-14-5 Cabina 表参道1F
TEL:03-6447-5440

SNAPS ITALIA 2010-2017
2010年から2017年の8年間に渡って、シチリアを中心にイタリアの街や島を訪れ、
その場所独特の匂いや音、空気、 そこで生活する人々の小さな物語を感じた瞬間を撮り続けてきました。
日常に溶け込みながら、パーソナルな視点から切り撮ったドキュメンタリー・フォトの数々です。 
本展示では初公開の作品を含め、約40点を展示します。
今回はDGSM(デジタルネガ)によるモノクロ銀塩プリントの展示もいたします。

SNAPS CREATORS
20人のクリエイターのポートレートスナップ
日々、新しいものを生み出し続けるクリエイターたち。 建築・グラフィック・詩・音楽・etc...
第一線で活躍する本物のクリエイターたちが
新しいものが生み出している瞬間を切り出した写真を展示します。
出演予定:
小西利行 クリエイティブディレクター / コピーライター POOL inc. 代表
宮田人司 クリエイティブディレクター / アートディレクター CENDO inc. 代表
ほか
撮影は、FUJIFILM GFXを使用しすべて撮り下ろしです。
(協賛:FUJIFILM)

SNAPS ITALIA 2010-2017写真集
旅先で、何気ない日常を目にする。
その街の生活、行き交う人々、空気、光と影...。
なんの演出がなくとも、そこには日常というすばらしいドラマがあります。
イタリアを愛し2010 年から 2017年にかけて旅したイタリアの フォトドキュメンタリー写真集です。
トラベラー視線で捉えられた何気ない日常には 日頃その地で生活をする人々にとって、気づく事のない素敵な光景があります。
ミラノ、ベネチア、ムラノ、ブラノと言った北イタリアに
フィレンツェ、シエナというトスカーナ地方。
ナポリ、バーリ、オストゥーニの南イタリア。
シラクーサ、ラグーサ、チェファル、パレルモと言ったシチリア島など、
同じイタリアでも風土も生活も様々で同じ国とは思えないほどの表情を持っています。
「SNAPS ITALIA 2010-2017」は、8年に渡って捉えた何気ないイタリアの日常と、ショートストーリーで綴る写真集です。

写真、デザインはもちろん、印刷も他では出来ない特殊な手法も交え、もう永久保存版です。
ぜひご期待下さい。

写真集 SNAPS ITALIA 2010-2017
2018年2月20日(発売予定)
版形:A4 横型変形(W220×H300mm) 
ページ数:80 ページ

詳しくは追ってBLOG等でお知らせしていきます。
お楽しみに。

南イタリアの光

FIAT500 LEICA

南イタリアへ行って来ました。
といいながら、すでに帰って1ヶ月ほど経ってます...。
この5月の南イタリアは気候も良く、眩しい光が降り注いでいました。

今回のイタリアは、自身の写真とふれあいの旅。
追われることもなく、気持ちの向いたときだけシャッターを落とす。
自分の写真をはじめた頃の原点に還った旅でした。

ロコロンド LEICA M10

LEICA M10 / Summilux 35mm ASPH.

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今回のカメラははLEICA M10とFUJIFILM X100Fの二台に、
FUJIFILM INSTAX SP-2を持っての写真はプリントして渡すという旅。
このインスタントプリントが、行く先々で多くの出会いと、笑顔を生むとは思いませんでした。
写真という文化。
その魅力を見直す旅ともなりました。

ナポリ X100F

写真はPHOTOLOGINSTAGRAM に少しずつアップしています。
ぜひご覧ください。
また、今回これまでのイタリアをまとめた写真展や写真集が作れたらと思っています。
その時はまたご案内しますね。
大きく期待していてください。(自身でハードルを...)

FUJIFILM X100F

オストゥーニ X100F

オストゥーニの路地裏では静かな生活があった。

FUJIFILM X100F

旅の原点に

LEICA M10 FUJIFILM X100F

初めてイタリアへ訪れたのは2010年の冬。
それまでの旅先といえばほとんどがアジアだった。
この頃から旅のカメラはLEICAが基本となった。
それ以来、機材はコンパクトにLEICA Mか、FUJIFILM X。
いずれもレンズともに小さく、さり気なく持ち歩ける。
行き交う人にカメラを意識されることなく、
自然体の人々をドキュメンタリーで捉えるためにはこういった機材に限る。

最近では有り難いことに旅先での撮影依頼も頂くようになった。
もちろん仕事となれば、クライアントの求める写真が不可欠。
求めるといっても写真家がどういう写真が必要か考えるところが大きい。
それは簡単そうに見えて中々大変で、プレッシャーも半端なものでは無い・・・。

--------------------------

今回、5回目のイタリアへと発ちます。
この間、モロッコなどへはいったものの海外への渡航はほとんどがイタリアだったりする。
もはや自分にとってイタリアは一時帰国といった感じ・・・。
(もっと帰国してる人もいるので、まだまだですが(笑))

今回は完全に自身のための旅とした。
7年前、初めてイタリアに訪れたときと同じ気持ちで、
何に追われることもなく、ただただ歩き目に止まった光景にシャッターを落とす。
とにかく写真を撮る旅ではなく、旅にカメラを携える・・・。
それこそ一枚もシャッターを落とさない日もあるでしょう。
(無いだろうけど・・・)
気負わず、焦らず、スローな旅にしたい。

カメラは2台。
LEICA M10とFUJIFILM X100F。
それに合わせレンズが少々・・・。
この愛機二台があれば、旅も楽しいものになるでしょう。

FUJIFILM X100F instax

それともう一つ。
FUJIFILM instax SHAREを持っていく。

写真家は、町ゆく人を撮って自身の満足だけで終わってはいけない。
出来ることならまた同じところに訪れ、プリントを渡して歩きたいと思っている。
自分が写っている写真は欲しいだろう。私ならぜひとも欲しい。
やはり写真はその人に渡してこそ写真家だろうと思う。
しかし、海外ともなれば、また訪れて渡すなんていうのはそう簡単な話ではない。
今ならメールで送るっていうのありだと思うが、それは風情がないね。
やはりその場でスッとプリントして渡すって言うのがいい。
特に今回はゆっくりとスローな旅。instaxを携え行く先々で写真を渡して歩くのもいいだろう。

とにかく、気の向くまま足の向くまま、
ゆっくりと旅を楽しみたい。
そしていつか、自身の作品として発表できる日があればいいな。

では、ちょっと行って参ります。

愛する瞳

LEICA M10 Summilux 50mm ASPH

いつもの居場所で家人の帰りを待つ...。

LEICA M10 / Summilux 50mm ASPH.

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