- 2018年12月29日 11:52
- FUJIFILM X-Pro2 | Camera & Lens | Days | Design | Monologue | Photologue | Review
FUJIFILM X-Pro2 / XF50mm F2 WR
もはや超の付く個人的なCAMERA OF THE YEARですが、
2018年はFUJIFILM X-Pro2です。
今年も一年様々なカメラを手にしました。
意気込んで買ったものの、残念ながら早々に手放したカメラもあります。
そんな中、このX-Pro2は一昨年前、発売と同時に購入したカメラです。
途中グラファイトに色が変わるなど謎の変化はありましたが、
今年一年、仕事以外で一番持ち歩いたカメラはX-Pro2です。
様々なカメラを手にした事で、今更ながらその良さを再認識しました。
Xシリーズの原点でもあるX-Pro2は、
その後登場しているX-T3やX-H1、さらにGFXシリーズとは異なるXの魂を感じます。
Xシリーズも今ではエントリーモデルから動画に力を入れたハイエンドモデルまで様々です。
マーケティング的にも必要な部分だと思います。
その中で、やはりX-Pro2はそういうところは抜きにして
純粋にカメラとしてFUJIFILMが作りたかったカメラではないかと思うのです。
材質や塗装、シャッター音については、心地いい音を求め様々な素材でテストしたと聞きます。
ただ良く写るだけの道具ではなく、撮り手と対話できるカメラだと感じます。
FUJIFILM X-Pro2 / ZHONG YI OPITCS SPEEDMASTER 35mm F0.95Ⅱ (ACROS)
FUJIFILM X-Pro2 / ZHONG YI OPITCS SPEEDMASTER 35mm F0.95Ⅱ
今年は純正XFレンズ以外に社外レンズもいろいろ使ってみました。
中でもZHONG YI OPITCSのSPEEDMASTER 35mm F0.95Ⅱはすばらしいレンズでした。
まさに開放からシャープで立体感があり、ボケも見事な溶け具合です。
X-Pro2とのバランスも良く、光学ファインダーで撮るも良し
EVFでのピント合わせはかなり気持ちいいものです。
仕事でのメインはほとんどX-H1となっていますが、
その分、日常一番持ち歩いたのはX-Pro2でした。
グラファイトエディションになってから買って満足して、
やや防湿庫に納まっていたX-Pro2ですが、
XF50mm F2を購入を機にいきなり出番が増え
様々な社外レンズとの組合せで遊び心もでてきました。
シャッター音もX-H1やM10-Pのような息を潜めたような音に慣れた体には、やや大きくあたりますが、
小股の切れ上がったような心地良いフィーリングは他にはないものです。
あらためてX-Pro2の良さを感じた一年でした。
と言うわけで(超の付く)個人的CAMERA OF THE YEAR。
2018年は、FUJIFILM X-Pro2となります。
新しい機材にワクワクするのも楽しいですが、長く愛せるカメラがやはり良いですね。
ここ数日の記事からCAMERA OF THE YEARは雰囲気LEICA M10-Pでしたが、
M10-Pの真価は今後のLEICA次第という気がしています(謎)。
M10-P、X-Pro2。いずれにしろ、長く持ち続けたいと思えるカメラが一番ですね。
今年も一年沢山の機材に出会いました。ありがとうございました。